会では、野良猫に不妊手術をする目的に限り、宅急便にて捕獲機の貸し出しを行っています。
貸し出し条件は、基本的に会の紹介病院に連れていける方が対象ですが、事前に本人確認や、実施病院の領収書等ご送付をお約束いただければ、他病院でも貸し出し可能です。
(捕獲機自体の使用料は無料ですが、往復の宅急便代はご負担いただいております)
手術後、時間が経つと、見た目では手術したかどうか確認できず、再度捕獲され、手術されてしまう危険性があります。
オスは見たり触ったりして手術済みかどうか判別できますが、メスはお腹を開けてみなければわかりません。 野良猫を手術する際は、手術済みの目印をつけてくださるよう事前に動物病院にお願いしましょう。
手術済み目印には「耳カット」の他に「耳ピアス」や「入れ墨」などの方法もありますが、ピアスは地域の方に手術済みをアピールしやすいという利点がある一方、取れやすかったり膿んでしまうなど、問題が残る方法です。
また、入れ墨は耳の中まで見ないとわかりません。 見た目が悪い、かわいそうという方もいますが、何度も捕獲され、手術されるリスクを考えれば「耳カット」をお勧めします。
手術の際、獣医師に耳の先をV字にカットしてもらいます。
まっすぐにカットする方法もありますが、耳のケガの治療と勘違いされる場合もあるので、比較的わかりやすいV字カットをお勧めします。
(カットは右耳か左耳かその地域で統一したほうがいいでしょう。オスメスによって右、左を分けている方もいます)
なお、「耳カット」は手術中の麻酔が効いている状態で行うので、痛みはありません。
耳カット例