【1】連れて行く病院が決まったら
直接病院にお電話の上、手術日を決めてくたさい。その際に当会のHPを見たこと、又、犬猫が妊娠中・発情中である場合はその旨をお申し出ください。
予約後、行けなくなった場合は必ず電話連絡をいれてください。(手術の準備をして待っていて下さいますので、くれぐれも無断での取り止めはしないで下さい。場合によっては、以後手術をお断りされることもあります)
【2】犬猫を手術に連れて行く時に
◆手術日の朝は絶対に餌を与えないで下さい。(胃の中に残留物があると手術中に吐いて危険なことがあります)
◆慣れているからと、猫を抱いて連れていく人がいますが、普段どんなにおとなしい猫でも、場所が変わると興奮して暴れる場合があります。また、ネットに入れなかったり、ネットのファスナーがきちんと閉まっていなかったために、病院への移動中に逃げて行方不明になったり、飼い主が制御できず院内に飛び出して器材や薬品など壊してしまうケースも多々あります。
慣れている猫は、首に名札を付け必ず洗濯用などのネット(ゆとりのあるもの)の中に入れ、しっかりファスナーを閉め、ケージ等に入れて連れて行ってください。
◆ネットに入れられないノラ猫については、捕獲器を貸し出しておりますので、ご相談ください。(捕獲機の貸し出しについて)
なお、捕獲器を使う場合は、手術予定日などを前もって病院とご相談の上、猫を捕獲する日を決めてください。触れない猫でも病院に連れていけます。
◆原則として子犬・子猫または、現在授乳中の母獣は手術を延ばした方が望ましいので、時期については先生とご相談下さい。(通常生後5〜6ケ月を手術のめどとして、発情期が来る前に手術を受けるようにして下さい。また、出産後2カ月は手術を控えてください)
◆手術日に下痢、嘔吐、食欲不振、その他体調の異常が見られる場合は手術時期を延ばして下さい。
◆捕まらないノラ猫の場合は、抜糸の必要がないよう事前に先生にお申し出ください。
【3】手術後のご注意
◆手術当日の引取の場合、麻酔が完全に覚めるまでかなり時間がかかりますので、麻酔薬の影響で失禁・嘔吐する場合があります。また、普段と違う感覚から、犬猫はふらふらしますので、布を敷いたケージ・バスケットなどに入れ、なるべく動き回れないようにして下さい。
◆術後1週間は入浴・過度な運動は控えて下さい。(ただし、犬の散歩は支障ありません)
ノラ猫(主にメス猫)は術後すぐ放さずに、できるだけケージの中で1〜2日程度休ませて下さい。
◆万が一、術後10日以内に異常が発生した場合(化膿、嘔吐、食欲不振、傷口が開いた等)は至急病院にご相談すると共に、ネットワークまでご連絡ください。尚、ネットワークにご相談なく他院にて治療、または再手術した場合の費用請求及び責任は負えませんので、ご了承ください。
※会に直接参加していない病院(独自の料金設定で手術を行っている病院、一部HPに記載)につきましては、トラブル等の対応は一切できません。
◆術後、発情行動(鳴き声、スプレー行為等)がすぐに治らない場合もありますが、シーズンを過ぎれば徐々におさまってきます。
◆その他、詳細については各病院の先生にご相談下さい。