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不妊去勢手術の動物病院紹介は……

PETA:OUR VIEWS 'Pets'

いわゆる 「ペット」

http://www.peta.org/about/why-peta/pets.aspx

PETAで活動する我々も、一緒に暮らす伴侶動物を心から愛しています。しかし、もし「ペット飼育」(つまりは、愛玩用とみなされる動物の繁殖)をする施設が存在しなかったら、それが動物にとって最も良いことだったと信じています。世界中で娯楽として動物を飼い慣らしてきたことが、動物数の増えすぎという危機を招き、その結果として、毎年何百万頭という望まれない動物たちが「余り物」として処分されているのです。

動物を所有し彼らから愛をもらいたいという利己的な欲望は、はかり知れない苦しみを作り出します。その苦しみは、動物の繁殖を操作し、考えなしに彼らを売ったり譲ったりして、彼らから自然な行動をする機会を奪う、そうしたことの結果なのです。動物たちは人間の家庭に閉じこめられ、そこでは命令に従わねばならず、食べたり飲んだりすることも、時には排尿さえ、人間が許すときにだけできるのです。

飼いならされた動物たちも、基本的本能と衝動の多くを持ち続けていますが、野生において自分の力で生きていくことはできません。だから、犬も猫も鳥たちも、彼らの最も強い願いは自由でいたいということなのに、安全のために家の中や庭や檻に閉じこめられねばならないのです。

でも、これでも彼らのために用意された最良の待遇です。そうでない何百万頭という犬たちは、屋外でどんなに過酷な気候の中でも重い鎖につながれて生きています。あるいは短い鎖でつながれ小さな囲いに閉じこめられ、そこからただ身の回りの世界を見ることしかできないものもいます。また別の数百万頭は、パピーミル(大規模子犬繁殖場)の不潔な鉄の檻に閉じこめられて消耗し尽くすまで子供を産まされ、最後には殺されるか、地元の動物シェルターに遺棄されるのです。「良い」といわれる家庭においてさえ、猫たちは汚くて小さい箱で排泄し、しばしば爪を取り除く手術をされて指の一部を切り取られねばなりません。犬たちが何日も置きっぱなしの水を飲まなくてはならなかったり、やっと散歩させてもらえても急がされたり、家具から降りろとか静かにしろとか怒鳴られるのはよくあることです。

多くの思いやり深い人々は、小さな子猫たちを走っている車の窓から投げ捨てたりできる者がいるなんて想像もしないことでしょう。ですから、何インチもの厚さのPETAのファイルを見れば彼らはきっとショックを受けるでしょう。そこに集められているのは、矢をうたれたり花火で吹き飛ばされたり、ガソリンをかけられて火を付けられたり、生きたまま電子レンジで調理されたり、闘犬の獲物として使われたり、悪魔的儀式の生贄として拷問されたり、退屈した子どもたちに野球のバットで殴られたり、「逃げ方を教えてやる」といって車で引きずられたり、吠えるのを静かにさせるといってダクトテープでしばられたりというケースです。こういう虐待が毎日起きているのです。

よく言われることとは逆に、PETAは、よく世話をされている動物たちを飼主から没収し、彼らを「解放」したいとは思いません。我々が望むのは、不妊去勢手術をすることにより犬や猫の数が減ること、それに人々が動物を決してペットショップや繁殖業者から買うのでなく、動物収容施設や動物シェルターから引き取ることです(できれば2匹引き取ることが望ましいです。そうすれば人間の家族が留守の時でも仲間がいるので)。その結果として世の動物の苦しみを減らすことを我々は望んでいます。

PETA 目次
PETAについて
アニマルライツについての妥協なき姿勢
1 カゴに入れられた鳥たち
2 キャッチアンドリリースフィッシング
3 犬のつなぎ飼い
4 犬や子犬を檻に入れてしつける
5 猫の爪を取る手術
6 電気ショックを用いた犬の訓練
7 安楽死
8 野良猫
9 命を奪い取る慈善活動
10 ノーキルシェルター
11 外飼いの猫
12 いわゆるペット
13 ピットブルの繁殖禁止
14 肉食動物の移住計画
15 「信頼できるブリーダー」など存在しない
16 PETAの戦略
17 なぜアニマルライツなのか?
18 動物園
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