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不妊去勢手術の動物病院紹介は……

PETA:OUR VIEWS There's No Such Thing as a 'Responsible Breeder'

「信頼できるブリーダー」 など存在しない 

http://www.peta.org/about/why-peta/chaining-dogs.aspx

「パピーミル」(子犬の大量繁殖業者)と「裏庭ブリーダー」(無届小規模繁殖業者)は避けるべき、ということは多くの人が知っています。しかしそれでも様々な人々が、いわゆる「信頼できるブリーダー」の美辞麗句の餌食となっています。繁殖業者が自分たちの動物をどんなにやさしく扱っていても、犬や猫たちは、受け入れてくれる家庭の数が絶対的に足りないがために、結局、動物シェルターや収容施設で死んでいくことになります。「信頼できる繁殖業などというものは存在しないのだ」 という事実を、多くの人々は認識できていないのです。

すべての繁殖業者が、「動物数の過剰という危機」 を増長させています。動物シェルターから引き取る代わりに、子犬や子猫を動物業者から買い取るということを誰かがするたびに、家のない動物は家庭を得るチャンスを失い安楽死へと向かうのです。多くの繁殖業者は、販売前にすべての子犬や子猫に不妊去勢手術をすることが必要だとは思っていません。そのため、彼らが売っている動物たちはすぐにまた自分の子を産み、さらにまた産むことさえあって、その家庭を満員にし、シェルターにいる動物たちの行き場をなくしてしまいます。さらには、その動物自身が、動物シェルターや、いわゆる「ノーキル」の倉庫のような施設の中で一生を終えることにもなるのです。

単純に言うと、どんなブリーダーによるものであっても、一匹の子犬または子猫が意図して繁殖生産されるたびに、シェルターの動物が一匹死ぬということです。売るために動物を生産することは、犬や猫やその他の動物たちのための良い家庭が決定的・慢性的に不足しているこの世界では、貪欲で冷血なビジネスなのです。そして、唯一「信頼できるブリーダー」といえるのは、動物の数の過剰という危機に対処する方法を学び、自分たちの動物に不妊去勢手術をして、商売をすっかりやめてしまうブリーダーです。

品種改良の問題点

これ以上動物を生み出すことは、それがお金のためであっても、特定の「見た目」や特質を求めるためであっても、生み出される動物にとっては同じ様に害悪です。犬も猫も自分の外見が審査員の基準にかなうかどうかなんて気にしません。しかし、彼らは人間による「操作」の結果をこうむって苦しむのです。 「純血種」の犬や猫たちは、近親交配によって、苦痛を与え命を脅かす遺伝的欠陥を持たされています。腰の形成異常による不均衡、盲目、聴覚障害、心臓の欠陥、皮膚の問題、それにてんかんなどです。特異な身体的特徴を持つように動物をゆがめることもまた、深刻な健康上の問題を引き起こします。例えば、ブルドッグやパグの短く潰れたような鼻は、犬たちの運動や正常に呼吸することさえ困難にします。ダックスフントの長い脊椎は、椎間板症など背中に問題を引き起こします。

里親になる、これが唯一の思いやりある選択です

動物を繁殖させること、または繁殖業者を支持することには、どんな言い訳も成り立ちません。もしもあなたが動物が大好きで、犬や猫の残りの一生を世話する用意があるならば、近くの動物シェルターから里子を迎えて下さい。そこには犬と猫がどっさりいます。尻尾を振り期待で胸をいっぱいにして檻のすき間から外を見て、自分を愛してくれる誰かを待っているのです。シェルターは毎日新しい動物を受け入れています。ですから、もし最初の訪問であなたのライフスタイルに完全に合った伴侶が見つからなくても、その後もチェックを続けて下さい。自分の新しい伴侶動物を見つけた時、あなたは、ひとつの命を救う選択をしたことに、そして新しい親友ができたことに、喜びを感じるでしょう。 もしあなたが、動物をシェルターから引き取るのでなくお金で買おうと考えている人を知っていたら、この記事を見せてあげて下さい。

PETA 目次
PETAについて
アニマルライツについての妥協なき姿勢
1 カゴに入れられた鳥たち
2 キャッチアンドリリースフィッシング
3 犬のつなぎ飼い
4 犬や子犬を檻に入れてしつける
5 猫の爪を取る手術
6 電気ショックを用いた犬の訓練
7 安楽死
8 野良猫
9 命を奪い取る慈善活動
10 ノーキルシェルター
11 外飼いの猫
12 いわゆるペット
13 ピットブルの繁殖禁止
14 肉食動物の移住計画
15 「信頼できるブリーダー」など存在しない
16 PETAの戦略
17 なぜアニマルライツなのか?
18 動物園
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